だいぶ暖かくなってきたので、数日前から畑や庭の作業をいろいろと行っている。本当は去年の秋の終わりに牛糞堆肥を畑に混ぜ込んでおくと良かったのだが、なんとなく気持ちが畑に向かわず億劫に思っているうちに、母の病状が悪化し始め、畑どころではなくなってしまった。母の話はまだなんとなく書けない。

完熟している堆肥ならば、苗を植え付けたり種を蒔いたりする1ヶ月前までに土に混ぜ込めば大丈夫だと思うので、春になってから頑張ることにした。畑で作業していると生きている実感が湧いてくる。土のパワーをヒシヒシと感じる。

花壇ではクロッカスが咲き、水仙やチューリップの芽があちこちに顔を出している。母からもらった4種類のクリスマスローズも少しずつ咲き始めている。

この辺は冬が厳しく長いだけに、春の気配には気持ちが膨らむ。春は優しいと思う。

だんだん良くなっていく、だんだん良くなっていく。