今はどうなのか知らないが、一時期パソコンで動物などを飼うのが流行った。犬や鳥が時々パソコンの画面に出てきて、何か言ったりするらしい。私はその頃、何かいいスクリーンセイバーはないかなと、いろいろと探していたところだった。あるとき、金魚を飼うことができるスクリーンセイバーを発見した。無料だったし、面白そうだったので、さっそくダウンロードした。
それは、一般の人が作ったらしいものだったが、とても楽しいもので、金魚の種類もほっそりした和金、尾ひれの立派な洋金があり、色も赤白まじりのものや黒いものなどがあった。金魚に名前を付けることもできて、毎日えさをやっていると、子供も産まれる。しかも、それがどの金魚の間にできた子供なのかもわかるようになっているのだ。
とりあえず5匹飼うことにした。私は、きれいな紅白のオスの金魚に当時人気のあった「カッシー(柏原崇)」と名付け、かっこいい黒いオスの金魚に「タクヤ(木村拓哉)」と名付けた。(特にカッシーやタクヤのファンという訳ではない)それから、ラブリーなメスの金魚に「Co_nami」(自分の名前)と名付け、もう一匹のキュートなメスに友達の名前を付けた。そして残った1匹には尊敬する職場のボス(高齢の女性)の名前を付けた。水槽の中にもこういうキャラがいないと盛り上がらないものなのだ。
毎日楽しみにしながら、えさをやった。そして数日後、待望の子供が産まれた。さっそくどれとどれの間にできた子なのか調べてみると
・・・・・・「タクヤ」と「ボス」の子だった!
タクヤはなぜ「Co_nami」を差し置いて「ボス」と・・・・・。
金に目がくらんだのか。いやいやそんなことを考えてはいけない。ボスは、70を過ぎているけれど、とっても魅力的です。大好きです。ハイ。
だんだん良くなっていく、だんだん良くなっていく。
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(昔novelist.jpに載せたエッセイより再掲載)
※ このブログでは、ときどき昔書いたエッセイを唐突に載せています。
これは昔お勤めしていた頃書いたものです。
それは、一般の人が作ったらしいものだったが、とても楽しいもので、金魚の種類もほっそりした和金、尾ひれの立派な洋金があり、色も赤白まじりのものや黒いものなどがあった。金魚に名前を付けることもできて、毎日えさをやっていると、子供も産まれる。しかも、それがどの金魚の間にできた子供なのかもわかるようになっているのだ。
とりあえず5匹飼うことにした。私は、きれいな紅白のオスの金魚に当時人気のあった「カッシー(柏原崇)」と名付け、かっこいい黒いオスの金魚に「タクヤ(木村拓哉)」と名付けた。(特にカッシーやタクヤのファンという訳ではない)それから、ラブリーなメスの金魚に「Co_nami」(自分の名前)と名付け、もう一匹のキュートなメスに友達の名前を付けた。そして残った1匹には尊敬する職場のボス(高齢の女性)の名前を付けた。水槽の中にもこういうキャラがいないと盛り上がらないものなのだ。
毎日楽しみにしながら、えさをやった。そして数日後、待望の子供が産まれた。さっそくどれとどれの間にできた子なのか調べてみると
・・・・・・「タクヤ」と「ボス」の子だった!
タクヤはなぜ「Co_nami」を差し置いて「ボス」と・・・・・。
金に目がくらんだのか。いやいやそんなことを考えてはいけない。ボスは、70を過ぎているけれど、とっても魅力的です。大好きです。ハイ。
だんだん良くなっていく、だんだん良くなっていく。
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(昔novelist.jpに載せたエッセイより再掲載)
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これは昔お勤めしていた頃書いたものです。