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今年も水仙がきれいに咲いた。

水仙は球根で増えるので、一度植えるとその場所で少しずつ増えて、毎年きれいに咲いてくれる。植えっぱなしで4~5年放っておいても大丈夫だ。

同じ黄色い花でもタンポポは(特に田舎では)嫌われ者だ。

どうして???

花はとても元気が出る美しい黄色できれいなのだけれど、その性質が嫌われるのだ。

どんな性質?


根性が有り過ぎる。


タンポポは繁殖力が半端ない。綿毛を飛ばしてあちこちどこにでも生えてくる。綿毛が出来る前に草刈機で花を刈っても、恐ろしいことに切られた後も花は綿毛を作っていく。

花を切られた株は今度は茎のほとんどない蕾を出す。草刈機では刈れないような地べたすれすれの所に花を付けるのだ。ある意味頭がいい。(頭はないけど)

根は太く長くて30センチ以上あるものも多い。根ごと抜いても根の先端が5センチほど切れて残っていれば、すぐまたそこから生えてくる。

タンポポも水仙のように置かれた場所できれいに咲いて少しずつ増えるような植物だったら、もっともっと可愛がられて大切にされるのに・・・・(これは人間の都合を優先した勝手な考えかもしれませんが・・・。)

タンポポの「自分が増えるためなら何でもします」的な性質が凄過ぎるから嫌われてしまう。私もこの性質は好きではないけれども、ここまでスゴイとなんだか感心してしまう。

今年もタンポポのギザギザの葉っぱが目立ち始めてきた。

ああ、恐ろしや~~。

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だんだん良くなっていく、だんだん良くなっていく。